宇宙人のホームステイ 11

(11)

ホームに下りると、行き先と時間が書いてある電光表示板とか、時計とか、いろいろなものを写真に撮っていた。

とつぜん、ゴーーーーっと音がした。電車が来たんだ。

うわーっと言って、またアキトくんは耳をふさいだ。どうしたんだろう。

電車が到着して、ボクたちは乗り込んだ。
アキトくんは、ヘンな顔をして、疲れているみたいだった。

「どうしたの?」

ボクはちょっと心配になった。

「君たちの電車は、こんな音がするの?これはひどいな。」
「どういう意味?」
「ボクたちの星では、こんな音はしないんだよ。
音というのも波動のひとつだから、すごく大きな音を突然聞いたりするのは、体によくないんだ。
建物などを壊すときにも、音は使えるんだよ。
瞬間的に巨大な音波を当てると、分子の結合がはずれて、壊れるんだ。
つまり、音には、使い方によってはそれだけ破壊力があるということ。
いつもこんな音を聞いているのは、体にとっては大変なんだよ。」

そうだったのか。ボクは知らなかった。
だから、さっき、バイクの音にもびっくりしたんだ。

「逆に、調和した音の周波数を使えば、騒音はきれいな音楽になる。
ボクたちの宇宙船は、飛び立つときも、きれいな音がでるんだよ。」

えー?そうなの?
機械からきれいな音が出るなんて、びっくりした。

アキトくんの星の科学は、本当にすごいみたいだ。
ボクと同じくらいの年なのに、そんなことまで知っているなんて。

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